お役立ちコラム

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マンションの壁から水漏れ?水漏れ原因と対処法とトラブル対策を解説

2023年02月23日お役立ちコラム

マンションの壁から水漏れをしているような音がする…などがあると、どこが原因なのか確認するのも一苦労です。
マンションの場合は戸建て住宅とは異なり、自分の家が原因と限らないからです。

自分の判断だけでは水漏れの修理も難しいため、どのような順番で修理をするべきか知る必要があります。
トラブルの元になりかねない水漏れ問題について、水漏れに気づいたらする対処、近隣に対してなにをするのか、管理会社への連絡、修理や保証について詳しく解説します。

マンションに住んでいる方が、今後トラブルに遭った際の参考にしてください。

マンションの壁から水漏れ?水漏れ原因と対処法とトラブル対策を解説

マンションの壁から水漏れ!気づいたらすぐ対処しよう

マンション・アパート・戸建て住宅であっても、水漏れが発生した可能性がある場合は、放置せずすぐに対処をする必要があります。
マンションの場合は自分の家(部屋)が原因ではないケースも多いので、原因を特定し、早急な対応を求める必要があるからです。

自身の部屋、隣や上の部屋が原因の可能性が高い場合には、管理会社や管理人に報告し、対応の指示を仰ぎます。

マンションの壁から水漏れする原因

マンションで水漏れが発生している場合、どのような原因が考えられるのでしょうか?
原因となり得る理由を4つ紹介します。

雨漏り|屋上の雨漏りが壁に至ったケース

雨漏りは最上階の部屋だけで起こりえる問題ではありません。
最上階でできた雨水が、壁づたいや上の階を通って自身の住む部屋まで届いて発生した可能性もあります。

この場合、原因が自分または周囲の住民ではないので、管理会社に修理などの対応依頼が必要です。

配管の問題|破裂や詰まりが原因

配管が原因の場合、給湯設備などの給排水衛生設備がたくさんあります。

設備機器、配管類関連の漏水には、まず配管の劣化などで開いた穴やジョイント部分から、中の液体が漏れて水漏れが発生しがちです。

排水管が詰まって、排水が別のルートから出てしまうなども原因になるため、早急に原因箇所の特定をしましょう。

水の出しっぱなし|あふれ出た水が壁に達する

人為的ミスによる水漏れの可能性が高いのが、水の出しっぱなしによる水漏れです。
蛇口の締め忘れ、配管の破損などにより水が出しっぱなしに気づかず、あふれ出た水が壁に達してしまった。

この場合は水が階下にまで溢れている場合が多いため、すぐに階下の住人に連絡をしましょう。
その理由は、自室だけではなく濡らしてしまった階下や隣の家への損害賠償などに発展する可能性があるためです。

環境などの問題|配管凍結などで漏水

環境などが原因の理由で一番多いのが、配管凍結によって配管が破裂し、漏水が発生するものです。
配管が破裂してしまった場合、自分で応急措置などが難しいので、すぐに管理会社が水道業者に連絡をしましょう。

まだ自室以外に被害がない場合でも、周囲(特に階下)には連絡してください。

マンションで壁から水漏れした場合の対処法

マンションで水漏れが発生した場合、そのままにしておくと被害が拡大してしまいます。
水漏れが発生した際の対応方法を確認しておき、もしもの時は慌てずに対応しましょう。
水漏れ発生時の連絡方法は以下の通りです。

1. 管理会社へ連絡
2. 水道業者へ連絡
3. 電力会社へ連絡
4. 火災保険会社へ相談
5. 隣家へ連絡

業者の到着を待つ間に、水漏れした水を片づけ隣家の状況を確認するなどをすると、トラブル対処が最低限で済む可能性が高まります。

マンションで隣の壁から水漏れ!被害を受けた場合の対処法

自室ではなく、隣の壁(隣や上の部屋からの水漏れと思われる場合)には、自室からではないので、すぐの対応が難しい場合がほとんどです。
ここでは、漏水で被害を受けた場合の対処法を紹介します。

勝手な対応はできないので、管理会社や水道会社に早めの連絡をしてください。
対処の手順は、以下の5ステップです。

1. 自室からの水漏れか確認
2. 管理会社・管理人へ報告
3. 水漏れの可能性が高い部屋に訪問
4. 状況確認
5. 不在時は管理会社へ連絡を依頼

水漏れ確認ができても止水ができない場合、直ちに水道会社に元栓を止めてもらってください。

マンション壁からの水漏れ!トラブル事例を紹介

マンションの壁から水漏れした場合、自室だけの問題では済まされない場合がほとんどです。トラブル事例を紹介するので、参考にしてください。

①相手が使用上の過失による漏水を認めなかったケース

「上の階で水漏れが発生し、下の階まで水浸しにしてしまった」
マンションでは水漏れ原因が老朽化などではなく、水の出しっぱなしが原因のケースもあり得ます。

本来居住者の責任ですが、さまざまり理由で当事者が責任を負わない場合もあると知っておきましょう。
責任の所在を明確にし、うやむやにされないようにすれば損害賠償を請求しやすくなります。

管理会社などが老朽化による原因であるか確認するのも、一つの手です。

②漏水被害の請求額が高すぎるケース

自室で破損など以外の不注意による水漏れが原因で、下の階の部屋や隣の部屋にまで水漏れが発生してしまうかもしれません。
この場合、修繕費や濡れてしまったものに対して損害賠償を請求される可能性もあります。

自分の不注意が原因なので、損害賠償額は比較的高額になるでしょう。
何の請求であるか、支払う必要が本当にあるのか、確認したうえで対応しましょう。

 ③管理会社が適切な対処をしてくれないケース

さまざまな原因によって起きた水漏れに対して、管理会社が一切対応をしてくれない場合も稀にあります。
以下の理由に当てはまるなら、管理会社が対応をしないかもしれません。

● 当事者同士の問題と適切な対応を取ってくれない
● 明らかに共有部分の水漏れが原因
● 老朽化が見られる場合

理由はいろいろありますが、必ず管理会社と話し合いをして対応をお願いしてください。

まとめ

マンションの壁から水漏れしている場合の対処法、水漏れトラブル事例や注意点について紹介しました。
マンションで水漏れを確認した際は、すぐに対処するのが基本です。

管理会社へ連絡し、対応について指示を受けてください。
すぐに対応が必要だと判断した場合には、速やかに水道業者や電力会社に連絡をしてください。

水漏れ被害を受けた際は、連絡とともに原因を特定する必要があるので、該当者を含めての特定を急ぎましょう。
水漏れは大きなトラブルになる場合が多いので、周囲への連絡をし、被害を最小限にする対策をしましょう。

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