お役立ちコラム

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蛇口のポタポタ水漏れを直す方法を場所別に解説!応急処置手順も紹介

2022年12月21日お役立ちコラム

蛇口からポタポタ水が漏れてきてしまったときは、自分で修理ができる場合もあります。しかし、専用の工具や修理の技術が必要になるので、専門業者に依頼するか悩まれる方も多いでしょう。

本記事では、場所別に蛇口を修理する方法を紹介します。
また、業者に修理依頼する際のポイントや基本情報についても解説するので、ぜひご覧ください。

蛇口のポタポタ水漏れを直す方法を場所別に解説!応急処置手順も紹介

蛇口からの急な水漏れは止水栓を閉めて応急処理をしよう

急に蛇口から水が漏れたときは、止水栓を閉めて応急処置をしましょう。
止水栓は蛇口があるシンクの下に付いている場合が多く、以下の方法で閉められます。

● 付いているハンドルを回す
● マイナスドライバーを使う

普段は動かさない栓なので、力いっぱい開けようとすると壊れる可能性があります。
そのため、丁寧に閉めるようにしましょう。

止水栓を閉めても水道管に水が残っているので、蛇口をひねり修理します。
残った水を出し切ってからでないと水が溢れるので注意しましょう。

準備しよう!蛇口の水漏れを修理する際に必要な道具

自分で修理するときに必要な工具の紹介をします。

工具名 使用用途
モンキーレンチ ナット部分の取り外しに必要。

緩い状態で回すと破損の恐れがある。

プライヤー 筒状のものをつかみやすくなっている大きめのペンチ。

モンキーレンチでナットを取り外す際、ほかの場所を動かないように抑える場面で使用される。

ラジオペンチ 細かく動かせるペンチ。

先がとがっているのでピンセットの代わりにもなる。

マイナスドライバー ネジの取り外しや癒着しているパッキンの取り外しに使用する。
手袋 ケレップ内部は鋭利なパーツもあるので手袋の着用が望ましい。
タオル 蛇口パーツを外したあとに水が出てきたら必要になる。

これらの工具があれば簡単な修理ができます。
大きさもいろいろあるので、使用する場所に応じて準備しましょう。

蛇口の水漏れは自分で修理できる?場所別の難易度と修理方法を紹介

よく利用される蛇口の種類を使用場所別に紹介します。

● サーモスタット水栓・シャワー(全部交換が主流)
● シングルレバー混合栓・ハンドル混合栓
● 単水栓

それぞれの蛇口の修理方法を見ていきましょう。

1.サーモスタット水栓・シャワー | 風呂場で多い蛇口

風呂場でよく利用される以下2種類の蛇口の修理方法と難易度を解説します。

蛇口の種類 難易度
サーモスタット水栓 難しい
シャワー(全部交換が主流) 簡単

サーモスタット水栓は、水温を調節できる水栓です。
外す部品が多く似ている修理部品も多いため、修理は難しい傾向にあります。

シャワーでは、パッキンよりも本体とホースごとの交換が簡単です。
ほとんどのシャワーがアタッチメント付きでそのまま交換ができ、止水栓を止める必要もありません。

2.シングルレバー混合栓・ハンドル混合栓 | キッチンで多い蛇口

キッチンでよく利用される以下2種類の蛇口の修理方法と難易度を解説します。

蛇口の種類 難易度
シングルレバー混合栓 難しい
ツーハンドル混合栓 簡単

シングルレバー混合栓は、レバーによって水温が調節できる水栓です。
内部にあるパッキンの劣化が原因の場合が多く、1か所水漏れをするときはパッキン全体を交換するのがベストです。

ツーハンドル混合栓は、お湯と水が別々の蛇口になっている水栓です。
内部は単水栓と同じような構造なので、修理は比較的簡単です。
壊れる原因として、ケレップ内のコマの劣化が挙げられます。

3.単水栓 | 屋外や庭で多い蛇口

外の水道でよく利用される単水栓は、比較的簡単に修理できます。
屋外の場合はコマのほかに、上部の三角パッキンや蛇口付け根のUパッキンの劣化も速い傾向にあります。

三角パッキンはハンドルを外し修理するため、止水栓を閉めましょう。
Uパッキンについては、ハンドルを閉めていれば交換ができるので簡単に修理できます。

屋外の蛇口は冬場に凍結する可能性もあるので、保温チューブを使って凍結防止対策を講じましょう。

蛇口の水漏れがどうしても直らないときは業者に頼るのも一つの手

自分で修理してもほかの箇所に不具合が生じたり、修理が心配だったりする方は、専門業者に依頼するのが安全です。
蛇口の構造を理解せずに修理に失敗すると、水が使えなくなります。

またパーツを破損させてしまったり、修理費用が余計に高くなったりする場合もあるので、無理に自分で直すのはおすすめできません。

こちらでは、蛇口の水漏れを業者に依頼する際に気になるであろう以下3つの内容について解説します。

● 判断基準
● 費用相場
● 業者選びのポイント

順番に見ていきましょう。

判断基準

蛇口の修理は必要な工具も多く、部品の種類が多くあり間違いが起きやすいでしょう。

普段から工具の使用になれていたり、DIYなどの経験があったりする方は修理ができる可能性はあります。
しかし、自分で修理する場合はリスクがともなうので注意が必要です。

● 水が漏れている箇所がわからない
● 力を入れすぎて壊してしまう
● 見えないところから水が漏れている場合もある

これらのリスクを理解したうえで判断をしましょう。

費用相場

業者選びの参考に大手水道屋の費用を紹介します。
基本料金はこのようになっているので、こちらを基準に業者を選びましょう。

● 水道救急センター:5,500円~
● ザットマン:5,500円~
● クラシアン:8,800円~
● 昭和水道設備:5,500円~

水道の修理料金はこのほかに使用部材や蛇口数により変わります。
対応の速さはどこの業者も申し分ありませんが、費用は高い傾向にあります。
修理箇所が多いときや急を要さないときは、近隣の水道屋を見つけておくと費用を抑えられる場合もあるので確認しておきましょう。

業者選びのポイント

プロの業者選びのポイントの紹介をします。
知っていると急に壊れてしまった場合でも、慌てずに対応できるので参考にしてください。

● 24時間365日対応している
● アフターフォローのサービスがある
● 経験と実績がある

蛇口の水漏れは急を要する場合が多いので、素早くトラブルに対応してくれる業者を選びましょう。
これらの内容を踏まえて、信頼できる業者に修理を依頼しましょう。

まとめ

蛇口の水漏れを自分で修理するのは使用部品の判断が難しく、工具も買い揃えなければなりません。
必要な部品を揃えて正しい工具の使い方で修理しなければ、大きな失敗につながります。
心配な方はプロの業者に依頼するのが安心でしょう。

水道は大切なライフラインです。
少しでも異常があるときは早めに対処するように心がけてください。

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