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中古マンションをリフォームするメリットは?費用や注意点のまとめ

2022年08月14日お役立ちコラム

駅近など好条件の新築マンションは、なかなか物件自体が見つからない場合が多いでしょう。
ですが中古マンションなら比較的物件数も多く、手ごろな価格の場合があります。
このため、中古マンションを購入しリフォームして暮らす人も増えています。
今回は、中古マンションを購入後リフォームするメリットについてまとめます。

中古マンションをリフォームするメリットは?費用や注意点のまとめ

中古マンションをリフォームするメリット

まず、中古マンションを購入しリフォームするメリットについて見ていきましょう。

好立地のマンションが低コストで入手可能

好立地の場所は、すでにマンションが立ち並び、新たに建設する余地がない場合も多いでしょう。
それだけに、好立地の新築マンション自体、希少価値が高い物件となってしまいます。
物件数が少ないだけではなく、希少性から価格も高くなります。

また、新築プレミアと呼ばれる付加価値も、その価格にプラスされてしまいます。
条件に合う希望通りの新築マンションが見つかっても、予算オーバーかもしれません。

ですが、中古に目を向けると、駅近のマンションが売りに出ているケースは多々あります。
新築プレミアがなくなり、築年数によっては大幅に価格が下がっている場合もあります。
マンションの設備自体に問題がなければ、築20年ほど経過していてもその先20年以上は暮らせます。

リフォームで新築同様に

マンションは購入してしまえば、居室内については比較的自由にリフォームできます。
マンションの構造によっては、壁を取り払えば間取りを自由に変えられる場合もあるのです。
給排水設備の関係で水回りの設備の位置を変えることは難しいかもしれませんが、設備の入れは可能です。
家族が暮らしやすい間取りに変え、最新の設備に入れ替えてしまえば、居住空間は新築同様となるでしょう。

注意すべきポイント

希望に沿った条件の物件が見つかった場合でも、中古マンションをリフォームして暮らすことには注意点もあります。
次の4つのポイントについてあらかじめ確認することが必要でしょう。

工事時期と工事時間の制限

マンションの大規模修繕工事とリフォーム工事が重なってしまうと、工事に必要な材料の搬入などが制限される場合があります。
集合住宅なので、工事ができる時間も限られます。
周囲に迷惑がかからない時間や曜日のみの工事となるため、思いのほか工期が長引くこともあるでしょう。
工期が長引けばその分、入居までに時間がかかってしまいます。

工事は専有部分のみ

マンションには専有部分と共用部分があります。
リフォームできるのは専有部分だけになります。
例えば「古めかしい玄関扉を取り替えたい」と思っても、玄関扉は共用部分なので取り替えることはできません。

実は窓やベランダなども共用部分になります。
どの部分までが専有部分なのかを把握し、共用部分には手を付けないように注意しなければなりません。
万が一共用部分を改修してしまった場合、原状回復を求められる場合もあります。

電気やガスの容量制限

マンションによっては、各戸で使用できる電気やガスの容量が決まっています。
この容量を超える器具や設備の導入はできないことになります。
例えば「ガスではなくIHクッキングヒーターを使いたい」と思っても、電気容量が足りなければ導入はできません。
特に築年数が経っているマンションの場合には、思いのほか電気容量が少ない場合がありますので、注意が必要でしょう。

希望が通らない場合もある

専有部分である居室内ででも、自由に壁を取り払い間取り変更ができるわけではありません。
配管の都合上、水回りは定められた場所にしなければならないことは多いでしょう。
また構造上壁を取り除くことはできない場合もあるのです。

リフォーム工事のルールなどが管理規約などで厳しく制限されている場合もあります。
必ず管理規約をチェックし、違反しないよう計画するようにしましょう。

リフォーム費用の目安

マンションのリフォームにはどのくらいの費用がかかるのかも、気になる所ですね。
「思い通りの間取りにしたい」「設備も全て入れ替えて新築同様にしたい」と考える場合には、フルリフォームとなるでしょう、

フルリフォームの場合には、600~1,500万円程度かかるのが一般的です。
特に築40年を超えている物件の場合には、給排水管の取り替えなども必要なので、このくらいの予算は見ておくとよいですね。

費用を抑える方法

中古マンションを購入し、さらにリフォームするためには、それなりに費用がかさみます。
「できれば少しでも費用を抑えたい」と考える方もいるでしょう。
そのような場合には、フルリフォームではなく必要な箇所だけをリフォームする方法があります。

基本となるのは、クロスの張り替えや水回りの刷新といった部分的なリフォームでしょう。
この規模で済むなら費用は200~300万円ほどに抑えられます。
汚れや設備の古さが気になる部分だけをリフォームすることで、費用をもっと抑えることも可能です。

ただし、築30年以上の物件の場合、間取り変更を伴うフルリフォームが一般的です。
この場合でも複数の業者に見積もってもらうことで、100万円以上コストダウンするケースがあります。
リフォーム業者選びも重要なポイントとなるのです。

まとめ

好立地の新築マンションは数自体が少なく、希少価値があるため高値になる傾向があります。
一方、中古マンションであれば比較的物件数も多く、希望に沿う立地の物件が手ごろな価格で入手できる場合もあります。
中古マンションを購入し、リフォームして理想の住まいにすることもおすすめです。

希望に沿ったプランを予算に合わせて提案してくれる業者探しも重要ですね。
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